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2016年1月27日

歯の神経は歯の一番深部に存在している組織ですが、これはちまたで呼ばれている言い方(俗称)であって、正確には「歯髄(しずい)」というものです。この歯髄は歯の神経の他に、血管やさまざまな細胞により成り立っています。

虫歯が進行すると、最終的には歯髄に達し、感染を起こして強い痛みを引きおこしますが、虫歯というものは無症状からいきなりドーンと強い痛みを出すということは通常ありません。
一般的には虫歯がじわじわと深部に進行するにつれ、冷たいものなどの刺激でしみる症状がだんだんと強くなっていき、しまいには何もしなくても痛くなります。

神経を取る場合というのは、神経の炎症がもう後戻りできないほどひどくなって化膿している場合です。その前の「冷たいものでしみる」という症状の段階では、まだ神経を残せる可能性があります。そのため、しみる症状があって、神経に虫歯が達しているか微妙な段階では、歯医者としてはなるべく神経を残すような処置を行います。しかし、結果的にその後痛みが出て神経を取る場合も少なくありません。

それなら最初っから神経を取ったほうがいいのでは?と思うかもしれませんね。しかし歯医者がここまでして神経を簡単に取りたくないのには理由があります。神経を取ってしまうと歯の寿命が短くなってしまうからなのです。

歯科医師としては、大事な神経を残すために最善をつくしたい、という思いで治療を行っているのです。


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ぐみょう今井歯科医院
http://www.gumyouimai.com/0505general/

2016年1月20日

子供もよく歯ぎしりをするものです。大人の場合の歯ぎしりはストレスが原因になっているという説が有力ですが、乳歯列から永久歯列に生え変わるまでの子供の場合は基本的に原因が違うと考えられています。

成長過程にある子供においては、顎が成長する中、乳歯から永久歯にだんだんと生え変わっていきます。そこで顎の位置を決定したり、生え変わりがスムーズに行われるように歯ぎしりをしている、つまり成長に必要なものだと考えられています。

ですから、お子さんが歯ぎしりをしているからといって深刻に考える必要はありません。子供の場合は顎の関節もまだやわらかいので、歯ぎしりをしているからといって、成人のように顎の関節を痛めてしまったり、口が開かなくなったり、というようなことは滅多に起こりません。

また赤ちゃんや、まだ乳歯だけの幼児も歯ぎしりをすることは珍しくありません。赤ちゃんは基本的に口を閉じていますのでわかりにくいですが、最初の上下乳歯が生え揃ったくらいから、あごの位置を決めるために歯ぎしりをすると言われています。
歯ぎしりというとあまり良くないイメージがありますが、成長に必要な歯ぎしりもあるんですね。お子さんが歯ぎしりをしていたら、「あ、いまあごの位置を決めているんだな」と暖かく見守ってあげてください。


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2016年1月13日

歯ぎしりしてますか?と聞くと、多くの人が「いいえ、していません」と答えます。歯ぎしりのイメージはギリギリギリ・・・とうるさい音を立てるイメージがありますから、自分は歯ぎしりをしていないと思っている人が多いですが、じつは歯ぎしりには音のしないタイプのものがあるのです。しかも音のしないタイプのものの方が歯にとってはダメージが大きく危険なのです。

歯ぎしりには

・グラインディング;ギリギリこすって音を出すタイプ
・クレンチング;ぐっと噛みしめて音のしないタイプ
・タッピング;カチカチカチと上下の歯をかみ合わせるタイプ

の3タイプがあります。
これらを全部含めると、日本人の8割以上は歯ぎしりをしていると言われています。しかし自分で歯ぎしりを自覚しているのはそのうちの1割にも満たないそうです。

歯ぎしりは家族の睡眠を妨げますし、確かによくないです。しかし本当の問題は、歯ぎしりが歯を失う大きな原因になっていることです。歯にダメージが加わって歯が折れたり、歯周病が進みやすくなったり、歯がすり減って噛み合わせが低くなったり、詰め物や被せ物が早くダメになったり、インプラントがダメになったり、顎の関節にもダメージが加わり顎関節症や頭痛、肩こり・・など歯ぎしりによって起こりうる体の不調は数え切れないほどです。

朝起きて顎が疲れてる、という人はもしかしたら歯ぎしりをしているかもしれません。一度歯科医院で相談してみましょう。


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2016年1月 6日

酸蝕症という言葉をご存知でしょうか?これは歯が虫歯ではないのに、溶けてしまう病気で、酸性の飲食物や胃液の逆流が原因で起こります。一昔前までは、酸蝕症というと、工場で塩酸や硫酸、硝酸などを扱う職業の人、またはワインのソムリエなどに見られる職業病として知られていたものですが、近年はごく一般の人、そして若い人にもよくみられるようになってきました。

虫歯との違いは、虫歯は食べカスを元につくられた歯垢が酸を出すことで溶かされるため、歯垢のつきやすい歯の溝、歯間、歯と歯茎の境目で起こりやすく、その部分が穴になるのですが、酸蝕症の場合は、酸性の飲食物や胃液が直接歯に作用しますので、歯が全体的に広い範囲で溶かされる、という特徴があります。

歯が溶けると言っても、急激に起こるわけではなく、じわじわと溶かされていくのでなかなか自分でも気づきにくいものです。もしかしたら自分もその可能性がないか、チェックしてみましょう。

・炭酸飲料をよく飲む
・ワインをよく飲む
・酸っぱいドレッシングをよく使う
・梅酒などを好んで飲む
・酸っぱい系のお菓子が好き
・健康のために酢を飲む
・100%柑橘系のジュースをよく飲む
・食べ物によくレモンをかけて食べる
・摂食障害である
・胃液が時々あがってくる


炭酸飲料や酸っぱい系のお菓子は根強い人気ですね。このようなものが若者の酸蝕症を増やしている大きな原因になっていると考えられます。皆さんも酸っぱいもの摂りすぎには注意しましょう。


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