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なぜ、歯の寿命は短いのですか?

日本人の平均寿命は飛躍的に伸びているにも関わらず、老後を営むのに最も基本的な行為である、ものを食べる、人と対話するということに関して、自身の歯がいかに大切であるか、多くの人々は興味を示してきませんでした。

その結果、一度抜くと、二度と生えることのない大切な自分の歯を、簡単に失ってしまうことが多くなりました。最近の統計では、60才を過ぎますと、自身の歯の約半数は失われています。寿命が一番長いとされている犬歯で約60年。一番短い奥歯では約40年です。人の平均寿命に比べ、40年も歯の寿命が短いわけですが、なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。

それは、多くの人が、歯の抜ける原因について、関心を払わなかったためではないかと思います。歯の抜ける原因の約80%は、虫歯と歯周病(歯槽膿漏:しそうのうろう)であり、高齢化社会とともに、歯周病で歯の抜ける割合も大幅に増え続けています。したがって、虫歯と歯周病を治すことによって、自分の歯の残る割合は飛躍的に増加することを意味します。

幸い、虫歯も歯周病も治療法の進歩により、早期に処置をすれば、ほとんどの歯が健康に近い状態に戻ることができます。愛知県歯科医師会でも「8020」運動といって80才で20本の歯を残そうという運動を展開しています。一日も早く、この運動が定着し、皆で快適な老後を送りたいものです。

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