インビザラインGoのメリット・デメリット|部分矯正はどんな人に向いてる?|東金市の歯医者|ぐみょう今井歯科医院

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インビザラインGoのメリット・デメリット|部分矯正はどんな人に向いてる?


インビザラインGoは、主に前歯を中心に歯並びを整える部分矯正用の矯正プランです。

気になる部分だけを治したいという方に適しており、近年多くの方から注目を集めています。


今回は、インビザラインGoの特徴やメリット、デメリット、どんな人に向いているかを詳しく解説します。


■マウスピース矯正「インビザラインGo」とは?

◎前歯を中心とした部分矯正

インビザラインGoは、世界的に普及しているマウスピース矯正インビザラインの部分矯正版です。

インビザラインのフルというラインナップが全体の歯並びを対象にしているのに対し、インビザラインGoは前歯から数えて5番目の歯まで(上下10本ずつ)を動かすことに特化しています。


◎シミュレーターを使用して歯の動きを予想

「iTero」と呼ばれる小さなスキャナを用いて口腔内をスキャンし、シミュレーターで歯の動きをシミュレーションします。


治療開始前に「どんな仕上がりになるか」を3Dの動画で確認できるため、ゴールをイメージしやすいのも特徴です。


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◎治療期間が短い

全体矯正では2年〜3年ほどかかることもありますが、インビザラインGoは部分的な矯正のため、平均半年〜1年半ほどで完了するケースが多いです。


■インビザラインGoのメリット

◎透明で目立たない

インビザラインGoのマウスピースは薄く透明で、装着していても目立ちにくいのが特徴です。職場や学校など、人前に出る機会が多い方でも安心して矯正を続けられます。


◎痛みや違和感が少ない

ワイヤー矯正では、約1ヶ月に1回通院でワイヤーを調整しながら歯を動かすため、一度に歯を引っ張る力が強く、痛みを感じやすいです。

また、装置の形態によって、装置が頬や舌に当たって痛みを感じやすいのも特徴です。


一方、インビザラインGoを含むインビザラインは、マウスピースを1週間〜2週間ごとに交換して、マイルドな力で少しずつ歯を動かすため、痛みが少なく治療を続けられるのがメリットです。


◎食事や歯磨きがしやすい

マウスピースは自分で取り外しが可能です。

食事の際に外せるため、食べ物が装置に挟まることもなく、いつも通りの食生活を楽しめます。また、歯磨きも通常通り行えるので、むし歯や歯周病のリスク軽減にもつながります。


◎通院回数が少ない

ワイヤー矯正では月1回程度の調整が必要ですが、インビザラインGoは、複数枚のマウスピースを先にお渡して自身で交換していくため、1ヶ月〜2ヶ月に1回程度の通院で良い場合があります。忙しい方や遠方から通院している方にも続けやすい治療です。


◎治療費を抑えられる

部分矯正に特化しているため、全体矯正に比べて治療費を抑えられるのもメリットです。

前歯の並びだけ整えたい方にとってコストパフォーマンスに優れた選択肢でもあります。


■インビザラインGoのデメリットと注意点

◎対応できる症例が限られる

インビザラインGoは、前歯の軽度な歯列不正に適した矯正です。

中等度以上の症例や、骨格的な歯並びの悪さがある場合は、全体矯正が必要になります。


◎マウスピースの装着時間を守る必要がある

マウスピース矯正は取り外しができる反面、装着時間が短いと歯が計画通りに動きません。

1日20時間以上の装着を守ることが成功のカギです。

装着時間が不足すると、治療期間が延びたり、追加のマウスピースが必要になったりすることがあります。


◎紛失、破損のリスクがある

マウスピースは薄く軽いため、外出先でうっかり紛失してしまったり、間違えて捨ててしまうこともあります。外した際はケースに保管するなど、自己管理が大切です。


【部分矯正は、前歯の一部を治したい方に向いている】

インビザラインGoは、前歯を中心とした軽度の歯並びを整える部分矯正です。

対応できる症例が限られるため、自分の歯並びが適応かどうかを事前に確認することが大切です。


当院では、シミュレーションを行い、患者様一人ひとりに合わせた矯正プランをご提案しています。前歯だけ治したい、整えたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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ぐみょう今井歯科医院
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